とうとう簿記検定2級に合格しました。
3級を受験せず、2級を突然受験し、何度も歯が立たない経験を経て、やっと先日合格をもらいました。最初は20点くらいだったのが最終的に90点取れました。独学で勉強をしてきたのですが、気づいたことをここに書きたいと思います。
1.仕訳を極める
点数は1桁でした。100点満点のテストです。
CBTなので、受験日の調整できただろって思われると思うのですが、
調整した結果です( ・´ー・`)
どの方も言われていますが、やはり仕訳を極める者が簿記を制すというのはホントでした。
特に商業簿記はいろんなパターンの仕訳問題があります。
テキストだけでなく、問題集を繰り返しといて網羅的に仕訳を習得することが大事ですね。
私が使用した問題集はよせだあつこ先生の問題集です。
私はこの問題集の問題を完璧に解けるようになるまで繰り返しました。
2.時間を決めて問題を解く
これもよく言われることなのですが、簿記は時間がありません。そのため、制限時間内に解く練習が必要です。
私は最初時間を制限せずに問題演習をしていて、ある程度解けるようになったので、受かるだろうという軽い気持ちで受けに行ったのですが、見事に撃沈しました。時間が全く足りませんでした。解けたと思っていた問題が思いのほか点数が低かったりしました。
時間配分をミスしたり、焦ったりして、いらぬミスでもしたのかもしれません。電卓をたたき間違えたのかもしれません。
そこで私は心を入れ替え、制限時間内に問題が解けるようになるまで練習しました。問題を見て解き方を思い出すという作業をしていてはだめで、解き方がパッと出てこないといけません。そうなるまで繰り返し演習しないと太刀打ちできない、確実な合格は得られないと思いました。
さらに、電卓も速く確実にたたくよう心掛けました。実は自宅での演習ではスマホの電卓で計算していたのですが、甘かったです。(そんな人は私ぐらいでしょうか?)試験を受けてみて電卓をたたく練習も重要なのだと痛感しました。そう考えてから試験会場に使う電卓で、制限時間内に解く練習をしました。
そんな練習の結果、最後のCBT試験では1時間時間が余ってびっくりしました。おかげで見直しに十分な時間をかけることができました。
3.独特な言い回しに慣れる
簿記の問題に慣れていなかったころは、大問1や大問4(1)の仕訳の中で、どんな仕訳を書けばいいのかわからないことがよくありました。特に工業簿記。私みたいに簿記に慣れていない人は、問題の書きぶりからなんでそんな回答になるのか意味不明なんじゃないかと思います。問題集の仕訳問題を繰り返しといて、解けるようになりました。
4. CBT試験に備える
CBT試験をされる方向けの話しですが、CBT試験では問題がディスプレイ上に表示されます。A4の白紙用紙を計算用紙としてもらえます。日程が決められた試験では問題に対し書き込みできたりするので大分勝手が異なります。
計算用紙が足りなくなれば呼び出しブザーを押せば追加で持ってきてもらえますが、無駄な時間は過ごしたくないので、私はこのA4用紙2枚で終わらせるように心がけました。A4を横向きにして、大問2と大問3で1枚(表と裏)、大問1と大問4、大問5で1枚(表と裏)といった具合で使いました。仕訳の問題でも、紙に書くまでもない問題はいいのですが、有価証券の日割計算など、検算に使えそうな計算式は残すようにしました。
CBT試験は何度も挑戦できるので、お金と心にゆとりのある方はお試し受験のつもりで受けてみてもいいと思います。一度でも受験したら、試験会場の雰囲気やキーボードの押し加減などもわかったりします。私は不本意ながら何度も受験する羽目になり、キーボードが結構押しづらいなと感じました。最後の試験では見直しの時間がだいぶあり、0の数を打ち間違えていることに気づくことができました。
5.最後に
簿記2級は試験範囲が変わって間もないので、過去問があまりないため、問題集の反復演習がやはり効果的と思います。確実な合格を目指したい方は問題集を制限時間内に解くことを意識して解く練習をして下さい。
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